まずトリガーを測る
Xbox コントローラー テストを開き、各トリガーをゆっくり引いてください。バーは100%まで滑らかに上がり、指を離した瞬間に0%へ戻るのが正常です。よくあるパターンは3つです。
- 戻りが遅い、または5〜20%で止まる:軸の摩擦か、バネの弱り。トリガーが引っかかっている状態です。
- 100%まで届くが、きしむ・ギシギシ鳴る:軸や振動モーターのハウジングで、乾いたプラスチック同士がこすれています。
- 押し込まれたまま戻らない:バネがフックから外れたか、トリガーが軸から外れています。
バーが不安定に揺れたり飛んだりするなら、磁石かセンサーの問題です。最後のセクションで扱います。
分解せずにできる応急処置
軽い引っかかりなら、飲み物の糖分がよくある原因です。トリガーを最後まで引き、IPAを軽く含ませた綿棒を周りのすき間に差し込みます。乾くまでの間に、30回ほど押しては離してください。すき間にエアダスターを吹けば、食べかすも取れます。外から潤滑スプレーを吹き込むのはやめましょう。基板に広がって、ホコリを呼び込みます。
コントローラーを分解する
Xbox SeriesとXbox Oneのコントローラーは、いじり止め対応のT8トルクスドライバーとプラスチックのヘラで開けられます。バッテリーカバーと左右のグリップを外し、ネジを抜き(Xbox Oneでは1本がバッテリー室のシールの下に隠れています)、シェルを分けてトリガーユニットを持ち上げます。どのバネがどちら側のものか、覚えておいてください。左右は鏡像になっています。

掃除・バネのはめ直し・注油
- トリガーを軸から外し、軸と、それが回る穴をイソプロピルアルコールで掃除します。
- 戻しバネを確認します。両方の腕がフックに掛かっていて、コイルが伸びていないこと。伸びたバネは慎重に曲げ戻すか、交換します。
- 樹脂に使えるシリコングリスか接点グリスを、軸にだけごく少量塗ります。針の頭ほどの量で十分です。
- トリガーが振動モーターのハウジングとこすれる場所を確認します。きしみはここから出ることが多く、接触部に薄いPTFEテープを貼れば止まります。
- 組み立てて、テスターでもう一度全域を確認します。

数値が飛ぶ時
Xboxのトリガーは、トリガー側の小さな磁石と、基板上のホールセンサーで位置を測ります。掃除のあともテスターで値が飛ぶ、100%に届かないなら、磁石が外れかけているか割れている可能性があります。外れた磁石は、元の位置に接着剤を少し付けて戻せば直ります。割れたトリガーは、安価な交換用トリガーに替えましょう。保証期間内なら、Microsoftがコントローラーを交換してくれます。
よくある質問
きしむトリガーにWD-40を使ってもいいですか?
使わないでください。時間とともにプラスチックを傷め、電子部品にも広がります。樹脂に使えるシリコングリスか接点グリスを、軸にだけごく少量使ってください。
片方のトリガーだけきしむのはなぜ?
よく使う側、シューターなら普通はRTのほうが、軸とバネが早く摩耗します。左右の構造は同じなので、直し方も同じです。
Eliteコントローラーでも同じ問題は起きますか?
Elite Series 2のトリガーにはヘアトリガーロックがあり部品も多めですが、引っかかりやきしみの原因は同じ軸とバネです。直し方も変わりません。
